退職金･退職年金に関するニュース<3>-11
退職金は、業績不振で希望退職となり、割増退職金を払う例が増えています
シルトロニック・ジャパン：工場来年閉鎖 支援会社と契約、解雇者の再就職目指す 退職金上乗せ検討／山口
シルトロニック・ジャパン（東京都中央区）の光工場閉鎖問題で２０日、同社の野坂慶蔵総務部長が県庁を訪れ、県、光市、山口労働局に従業員の再雇用対策を説明した。野坂総務部長は、説明終了後の取材に対し、再就職支援会社の「パソナキャリアカンパニー」（東京都千代田区）と契約し、解雇する従業員全員の再就職に向けた支援を実施することを明らかにした。
光工場での半導体基盤の生産は来年５月中旬で終了。同月３１日付で５１３人の従業員全員を解雇する。
パソナは２１日から再就職に向けた全体の流れについて、従業員に説明を開始。自分の技術や能力を整理して認識する「キャリアの棚卸し」や、再就職のための「応募書類の書き方」などを指導。個別面談もし、一人一人の再就職先のあっせんの面倒をみる。全員の再就職を目指し、支援は少なくとも１年間は継続するという。
また、従業員の退職金について、野坂総務部長は「社の規定通りお支払いする。（会社都合による解雇のため）上乗せを検討している」と説明した。【尾村洋介】〔山口版〕
[毎日新聞社 2011年12月21日(水)]
